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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。

 多分2/2は私の服装を可愛いと言ってくれたことが嬉しすぎたのでしょう。撮りためた写真を振り返っていると、せんだいメディアテークで開催されていた「日本デザイナー芸術学院」の卒展の写真がありました。完全に記憶が抜け落ちていました。
 大学と専門学校、アートとデザイン。いずれにしても私は門外漢なのでどちらがどうとか言えるような身分ではありませんが、よりポップで万人受けしやすいというのは事実ですよね。多分専門学校というのはそういうものだと思うので、深い感動を受けた作品というのは少なかったのですが、それでも「ヘェー、こういうものなんだ」というのを一通り眺めてみて楽しみました。せっかく写真を撮ったので、その一部を紹介し今日の記事としたいと思います。

 

 イラストレーション科・加藤心奈さんの作品でタイトルは「Flyby Girl」。宇宙が大好きで、宇宙に夢見る少女をモチーフに制作された作品です。様々な夢が浮かんで憧れの空に広がっていくような雰囲気が素敵です。良いと思います!
 あとは……そうですねえ……あんまり写真を撮っていなかったんですよね。そういうものを勉強するための学校だから当然なのですが、ポップで受け入れやすい代わりに心にも残りづらかった……「ああ綺麗だねえ」「可愛いねえ」と思うものの、すぐに消えて次のものに移ってしまう……そんな感じです。pixivとかで可愛いイラストを眺めるのとあまり変わらないかな、と。
 そんな中で私が立ち止まり「おおっ!」と思ったのは、写真映像科の皆さんの作品です。私も素人なりに写真が好きな人類なので、やはり感じるところがあります。
 特に気に入ったのが小形真央さんの『私たちは』という作品です。他の人のところを見ると仕様ソフトにphotoshopとか何とかって書いていて、「やはりデジタル的な加工をするのが今時だよねえ」なんて思っていたのですが、こちらの作品の使用ソフト欄には「Nikon F3」とだけ書いてありました。
 これは良い! と思います。私もフィルムカメラ上がりですから、この時代にあってニコンF3で写真を撮って作品に仕立てるとは! とすごく嬉しくなってしまいました。残念ながら写真撮影不可の作品だったのでそれを紹介することはできませんが、代わりに私が書いた感想を(誰も求めてないとは思いますが)。

 最近はXを休止している代わりにあちこちのイベントに参加し、特に名前を求められていないのに名前をばらまいています。本名と(佐藤非常口@仙台)と併記したり、佐藤非常口だけで名前を残していったり。別に名前を売りたいわけではなく、しっかり自分の言葉に責任をもって感想を伝えたいという真摯な思いからそのようにしています。
 
 日本デザイナー芸術学院の皆様、ご卒業おめでとうございます。社会で直接役に立つ技術を習得するのが専門学校だと思うので、これからのますますのご活躍を祈念いたします。以上で甚だ簡単ではありますが、お祝いの言葉とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。
 (今年2度目の祝辞風シメ)

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