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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
こんばんは。

 珍しく社会問題に切り込みます

 いぬがみです。


 昨日体験したことと今日新聞で読んだことを合わせて書きます。テーマは「あおり運転」。

 今日の岩手日報で78歳男性の投書を読みました。要約すると、

 「高速道路で50キロ規制だったので50キロで走っていたら、後ろから来た札幌ナンバーの大型車に車間距離を詰められたり何度もパッシングされたりした。自分が高齢者マークを付けていたから、余計にあおられたのだろう」

 ということです。

 次に、昨日体験したことを書きます。要約すると、

 「50キロ制限の国道4号線を50キロ、または40キロ台で走行している車があった。おかげで後ろは大渋滞した」

 ということです。


 で、これに対して私が感じたことと考えたこと。

 「体調とか自分の運転技術とか、それに見合った速度で走ることは大切。無理をしてコントロールできないくらいのスピードを出すべきではない」

 「一方で、夜中ということもあり、それほど交通量は多くない。その車を先頭に後ろがつらなる大名行列状態になったので、それなりの速度で走るか道を譲ってほしい」

 「高速道路はたいていの場合2車線あるのだから、50キロが遅すぎると思えばさっさと追い抜けばよろしい。わざわざ煽り立てることは、するべきでない」


 結論。

 車を運転していれば、誰でも自分のペースで走りたいものです。それが40キロだったり70キロだったり150キロだったりするでしょう。その自分のペースに対して前走車が著しく遅かったりしたら、いらだつ気持ちが起こるでしょう。それは人間として、自然な感情だと思います。

 だから、お互いに苛立たず、苛立たせない走り方を心がけなければならないと思うのです。後ろから自分よりもずっと速そうなやつが来たら、適当なところでさっさと道を譲る。逆に、そういう車が前を走っていて、なかなか道を譲らなかったら? そういう時は「今日はそういう日だ」とあきらめて、追い越し車線か何かに差し掛かるまでアクセルを緩める。そういうことです。

 そして、以前私が遭遇したようなバカ(※)には近づかないことです。今回大きく取り上げられたバカもそうでしょう。正義を振りかざしたところでバカはバカなんですから。その正義に殉じて死ぬのが本望だというのならそれも結構ですが、それにしたって高速道路上で止まったり止められたり降りたりするのは周りの人の迷惑にもなります。私は一番の被害者は追突したトラックの運転手じゃないかな、とさえ思います。

 でも、私も含めて多くの一般人が、ちょっとしたきっかけで「あおり運転」の加害者になる可能性があるのです。理由はどうあれ、後ろにつかれた人間が怖いと思えば「あおり運転」になるのですから。たぶん。




 ※ 片側1車線の道でハザードを点灯し徐行運転をはじめたので、仕方なく追い抜こうとしたら急加速して対向車と正面衝突させようとし、さらに仕方なくブレーキを踏んでその車の後ろについたら急ブレーキを踏んで追突させようとしたバカ。八戸ナンバーのレガシィ。ドラレコ録画済み。

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