忍者ブログ
大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
先日(今月の8日頃)に映画館で『スターウォーズ エピソード7』を見て以来、立て続けに映画を見ています。いぬがみです。

立て続けと言っても映画館で見た『クリード』とかCSで見た『ディープインパクト』とかDVDで見た『スターウォーズ エピソード4』とか金曜ロードショーで見た『天空の城ラピュタ』とか、そんな程度ですけどね。でも、以前は年に3本見るか見ないか・・・といった程度だったので、それから比べると随分とたくさん見ているような気がします。

『クリード』はまだまだ新しい映画だし、もしかしたらこれから見るという人がいるかもしれないのですが、『エピソード4』とか『ラピュタ』とかはもう30年位前の映画ですしね。積極的なネタバレとかはしませんが、あえてそんなことしなくても皆さん大筋から結末まで知ってるでしょう。そういう前提で書きます。


さて、先ほども申し上げたように私、あまり映画を積極的に見ないタチでした。「2時間もずっとテレビ(またはスクリーン)の前にいるなんて、時間がもったいない気がする」と思っていたのです。今にして思えばその千倍以上、もったいない時間の過ごし方をしてきたわけですが(詳細は当局の指示により特定秘密指定)。

加えて20年前、すなわち月野うさぎと同じ14歳中二っ! だった頃筋肉少女帯・人間椅子・戸川純といった激烈なアーティストたちの洗礼を受け、最近の明るくて(ネット上または同じ人種が集まる場所では)よくしゃべるオタクと違い、なんというか・・・地下の隠し部屋で悪魔崇拝をする邪教徒のようなところがあったんですよね。だから名作・大作・話題作といわれる映画や漫画やアニメなどは基本的にそれだけでNG! それでも好きになってしまったら周りには気づかれないようこっそりと楽しむ・・・。そんな感じでした。

今でもそう言ったハードコアな部分は残っていますが、とりあえず面白そうなら話題作だろうと何だろうと素直に見るようになったのでね。そうやって見て故・水野晴郎さんの物まねで「いや~映画って本ッ当にいいもんですねぇ」とひとりごちる今日この頃です。


それにしても『天空の城ラピュタ』確かにいい映画ですね。どうも私、熱烈愛好している人たちのイメージと、逆に蛇蝎の如く嫌っている人たちのイメージの両極端しかなかったものでね。今回はある程度ニュートラルな気持ちで見ることができたので、よかったです。

その前提で申し上げますと、うん、やっぱり面白かったです。夢と希望とそして狂気ナイフとランプと一切れのパンをかばんに詰め込んで冒険の旅に飛び出した少年少女。それをサポートする空賊団。何かと引用される「人がゴミのようだ」発言。そして滅びの言葉「バルス」・・・。

これはやっぱり、勝てませんや。いいですよ宮崎駿監督。声優を否定しようが恋愛対象の照準がディーンに絞られようがなんだろうが、やっぱり勝てません。こうなったら私がもっとも恐れていた(→好きになりすぎてフォースの暗黒面に落ちそうなので)『風の谷のナウシカ』も見るしかないでしょう。そしてメタメタに打ちのめされることが、私のオトシマエでしょう。

「自分の青春にオトシマエをつけたい・・
笑います? そんなコト言ったら・・・・」

「 笑う・・・・? どうして笑う? 
 そんな心から出たお前の言葉を」


(ただし『魔女の宅急便』だけはちょっとね。私は原作派なので。どうも大幅にストーリィが違うみたいなので、あれはちょっと・・・また違うのかな、と)

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック