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こんばんは。



 「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです。


 私と私の嫁の家がある岩手県花巻市の中心部には「マルカンデパート」という百貨店がありました。

 1970年代に設立された、いわゆる「昭和なデパート」であり、紳士服婦人服おもちゃにゲームそして大食堂……と、ある一定以上の年齢の方ならよくご存じのお店でした。今なら函館市の棒二森屋みたいなイメージですね。

 まあ郊外型のショッピングモールが主流となった現在では、決して右肩上がりの業績ではなかったような気がします。何せ高層階にある大食堂が全フロアの売り上げの7割だという伝説があったくらいですから、もはやデパートと言っていいのかわかりませんが、Wikipediaにも乗っている超高層ソフトクリーム(180円)や、和洋中ノンジャンルで様々なメニューなど、花巻市民から絶大な支持を受けていたことは間違いありません。

 それゆえ(主に建物の耐震強度などの問題で)閉鎖が決まった際は、地元の高校生が存続を求めた署名運動を起こすなど、すさまじい動きがありました。

 結果的には時代の趨勢に逆らえず閉鎖……ということになりましたが、そこで終わらないのが花巻市民というか岩手県民。各種グッズや写真集などを販売し、その売り上げ資金をもって? まさかの大復活を遂げてしまいました。

 今回は別件で花巻市に行ったのですが、高層階の大食堂だけではありません。1階では各種グッズなどを販売する雑貨屋さん、そしてオサレなカフェが営業しておりました。



 建物は昭和感爆発なのに、調度品は(温かみのある木製デザインではあるものの)ピカピカというアンバランスさ。若干落ち着かないところもありますが、それをカバーしてくれるのがカウンターの奥にいるお姉さん(店員)と、そこに集う老若男女。ちょうど春休み時期ということもあってか、家族連れから暇を持て余したマダム連中から、ぞろぞろと来てお茶を飲んでいました。

 うん、やはりここは人々からとても愛されているのだな。そんなこと思いながら、早々にこの場を立ち去った私ですが、やはり良い場所です。今度は、ご飯を食べに来ることとしましょうか。
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かつて、とある戦場カメラマンは「こんなのニュースになりっこない」と思いながら、ありふれた日常風景をフィルムに収めていたと言います。それは非日常的な世界を追いすぎるあまり糸の切れた凧のようになりかねない自分をつなぎとめ、取り戻す作業であったと言います。
           
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1981/07/04
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一応、給与取得者
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 岩手県に生まれ、岩手県に育ち、岩手県に住む、純粋いわてっ子です。これからも岩手に生き、岩手の人たちのために頑張っていきたいと思います。
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