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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
おはようございます。

 正しいアニメレーシングカー

 いぬがみです。


 私が登録しているニュース配信アプリ『ハッカドール』に、現在SUPER GTに参戦している「グッドスマイルレーシング」の活動について、個人スポンサーの募集をかけた……という情報が入りました。

 たぶん世界唯一の、アニメキャラクタがラッピングされたレーシングカーです。デイトナにもニュルブルクリンクにもこんな車はないし、たぶん受け入れられないでしょう。私ももろ手を挙げて全力応援! と言いづらいところがあります。

 正しいことをしているとは、思うんですけどね。

 レーシングカーというのは、見ている人の想いを乗せて走っています。カラーリングは、その気持ちを増幅させたり入れ込みやすさをアップさせる効果があると思います。かつての「マクラーレン・ホンダ」などのマルボロカラー、同時期にラリーの世界で大活躍した「ランチア」のマルティニカラー、今も違う車で走っている「日産・スカイライン」のカルソニックブルー。

 そういう意味では「想い」を「スポンサード」という形でいっそうダイレクトに乗せられるこのシステムは面白いとさえ思います。

 実際のレースの世界でも元F1レーサー「カミカゼ・ウキョウ」こと片山右京さんが率い、チャンピオンにも複数回輝いておりますし、文句のつけようがありません。この時点でもう「私も乗っかりたいな」と思い始めています。


 そのためにも、「痛車」という言葉を私は避けます。これを支持するためには「痛々しい」という感情を取り払わなければいけないと思うからです。

 こういう時の常とう手段は「英語に置き換える」。日本人らしい感覚なのかもしれませんが、そうやってカタカナ言葉に置き換えると少し和らぎますよね。さて英語版wikipediaで「痛車」は……

oops ! It's Itasha !

 ちなみに「美少女ゲーム」そして「エロゲ」という言葉もそのまま輸出されています。全然和らがねえええ!

 とりあえず80年代RCデザイナーへの尊敬の念を込め「キャラボディ」と呼ばせていただきます。厳密にはこれはRCのポリカーボネートボディにセル画の要領で描きこんだものを言うのですが、とにかく「痛車」という言葉を使いたくないので、そうさせていただきます。そのうえで、私もちょっとだけグッドスマイルレーシングの活動を応援します。

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