こんばんは。
今日は神様の話ではなく歴史の話を
いぬがみです(とりあえず教会には行ってきました)。
今日は十和田警察署に遺失物を引き取るため、あえて実家には帰らず十和田市で過ごしました。
用事を済ませ、昼飯を市内の老舗食堂「いずみ食堂」にて食べた私。ちょっと前まで「ラーメン350円、カレーライス450円、日替わり定食600円」という昭和なリーズナブルメニュー(でもおいしい)だったのですが、今日行ってみたら全体的に価格改定がされており、今後はちょっと考えなくちゃいけないなと思った次第です。まあ折からの原材料高騰など、やむを得ない措置だということは重々承知でありますが。
さて、そのあとどうするか。とりあえず今日は一日フリーだし……ということで、結局ポケモンGOの旅。気づけば3時間くらい街中を歩きまわっていました。その間にゲーセンに行ったり煙草を吸ったり教会でお祈り(のち休息)をしてみたり。すみません15分くらい聖堂の椅子で眠ってしまいました。
さて、そろそろ戻ろうかと思った矢先でありますが、通りすがり、現在の中心地(官庁街通り)から少し離れたところにある新渡戸記念館に行ってきました。
ここは国際人として旧五千円札の肖像にもなっていた新渡戸稲造博士の祖父であり、十和田開拓の祖でもある新渡戸伝(にとべ・つとう)翁のことを紹介する施設です。言ってみれば現在の十和田市を作った、街にとっては最重要な人物であるはずですが、2015年に建物の耐震強度が基準を満たしていないということがわかり休館。その後速やかに取り壊されて資料は散逸、バラ焼きと現代アートの街として発展する陰で、旧い歴史は闇に葬り去られる……はずでした。
しかしながら、その急すぎる展開にストップをかける有志の人たちが無償で建物を守っていたのでした。私はちょうど休館措置が取られた直後くらいに十和田に来て、その表記を見てあきらめていたので、中を見ることができたのは非常に良かったです。
中は……ちょっと薄暗くて、展示ケースの蛍光灯もチカチカしてたりして、なかなか手が行き届かない状況なのかなという感じです。まあ、先ほども書きましたが、無償でやっているわけですからね。入館料とかも特になかったし。
しかしながら、そんなことはどうでもよろしい。中には新渡戸家に代々伝わる甲冑、稲造博士が寄贈した「新渡戸文庫」、さらに直筆の額(日本語、英語、ドイツ語など色々ある)などなど。稲造博士を先人とあがめる岩手県盛岡市の人間としては、実に嬉しい限りです。
「これは、守らなければいけない」
そう思った次第です。
ひとまず、ひとりでも多くの人に現状を伝えたくて、急ぎブログを書きました。
Eile nicht, Weile nicht.
(いそぐことなかれ ふみとどまることなかれ)
今日は神様の話ではなく歴史の話を
いぬがみです(とりあえず教会には行ってきました)。
今日は十和田警察署に遺失物を引き取るため、あえて実家には帰らず十和田市で過ごしました。
用事を済ませ、昼飯を市内の老舗食堂「いずみ食堂」にて食べた私。ちょっと前まで「ラーメン350円、カレーライス450円、日替わり定食600円」という昭和なリーズナブルメニュー(でもおいしい)だったのですが、今日行ってみたら全体的に価格改定がされており、今後はちょっと考えなくちゃいけないなと思った次第です。まあ折からの原材料高騰など、やむを得ない措置だということは重々承知でありますが。
さて、そのあとどうするか。とりあえず今日は一日フリーだし……ということで、結局ポケモンGOの旅。気づけば3時間くらい街中を歩きまわっていました。その間にゲーセンに行ったり煙草を吸ったり教会でお祈り(のち休息)をしてみたり。すみません15分くらい聖堂の椅子で眠ってしまいました。
さて、そろそろ戻ろうかと思った矢先でありますが、通りすがり、現在の中心地(官庁街通り)から少し離れたところにある新渡戸記念館に行ってきました。
ここは国際人として旧五千円札の肖像にもなっていた新渡戸稲造博士の祖父であり、十和田開拓の祖でもある新渡戸伝(にとべ・つとう)翁のことを紹介する施設です。言ってみれば現在の十和田市を作った、街にとっては最重要な人物であるはずですが、2015年に建物の耐震強度が基準を満たしていないということがわかり休館。その後速やかに取り壊されて資料は散逸、バラ焼きと現代アートの街として発展する陰で、旧い歴史は闇に葬り去られる……はずでした。
しかしながら、その急すぎる展開にストップをかける有志の人たちが無償で建物を守っていたのでした。私はちょうど休館措置が取られた直後くらいに十和田に来て、その表記を見てあきらめていたので、中を見ることができたのは非常に良かったです。
中は……ちょっと薄暗くて、展示ケースの蛍光灯もチカチカしてたりして、なかなか手が行き届かない状況なのかなという感じです。まあ、先ほども書きましたが、無償でやっているわけですからね。入館料とかも特になかったし。
しかしながら、そんなことはどうでもよろしい。中には新渡戸家に代々伝わる甲冑、稲造博士が寄贈した「新渡戸文庫」、さらに直筆の額(日本語、英語、ドイツ語など色々ある)などなど。稲造博士を先人とあがめる岩手県盛岡市の人間としては、実に嬉しい限りです。
「これは、守らなければいけない」
そう思った次第です。
ひとまず、ひとりでも多くの人に現状を伝えたくて、急ぎブログを書きました。
Eile nicht, Weile nicht.
(いそぐことなかれ ふみとどまることなかれ)
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