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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
ここしばらくの逡巡をメモします。

 きっかけは、とある中古雑貨店でオリンパスのデジタルカメラを見つけたこと。といっても憧れのOM-Dではありません。CAMEDIA SP-500UZという・・・2005年に発売されたものです。



 カテゴリ的にはコンパクトデジタルカメラに該当するんでしょうか。ただ、私がイメージするそれと違って『質実剛健』というイメージがしっくり来る気がします。私が持っているα-7のようなグリップ、大型レンズ等々。

 今はミノルタとペンタックスのカメラを一台ずつ所有しております。またカメラのキャリアを始めたのはキヤノンのEOS650でした。そうなると私が持っている「ザ・カメラメーカー」の製品で私が写したことがないのはニコンとオリンパスです。

 ニコンに関しては、さすが日本を代表するブランドであるためか・・・ボディは手ごろなものがあったんですが、それに付けるFマウントレンズが思ったよりも高いのと、種類が多すぎて「どれが合うんだ?」というのがイマイチよくわからないのでおいといて。そうなるとデジタルとはいえ、オリンパスのカメラを一台持っておきたいな・・・とか何とか・・・。

 いや、そんな理由付けはいいでしょう。要するに、見た目のかっこよさに惚れてしまったのです。

 とはいえ、私は何台もカメラを買ってショーケースに飾って満足するコレクター的な人間になってはいけない、という思想を持っているものでね。もしこれを買えば、機能的には私が持っているα-7のポジションを完全に食う高性能デジタルカメラですから、結構な出費をしてようやく買い入れたα-7を捨てなければいけません。よくよく考えて決断しなければいけません。


 買う理由付け。買わない理由付け。何度も店に通い、可能な限りネットで情報を集め、ひとつひとつ組み立てていく。今後のランニングコストとか、いわゆるデジカメの勉強のためとか、色々と考えていたのですが、記憶メディアがxDピクチャーカードと言う旧世代の規格であり、これを手に入れるのが少しばかり難しいので見送ることにしました。デジタルカメラ購入計画は、当分白紙です。


 その一方、十和田市のハードオフにも何度も通い、より良いものはないか探していました。そうすると、リチウムバッテリーが膨らみ始めているLUMIXとかエラー99が出た(ことがある)ためジャンク扱いになっていたEOS10Dとか。

 そしてジャンクカメラ群の中に埋もれていた往年の名機オリンパス・ペンEE-3に心がきやきやし(泉鏡花風表現)、初めて実機で試したレンジファインダーカメラの二重像合焦方式を楽しみ、そのたびに「これにしようかな」と思った翌日には誰かが買っていってしまって・・・ということの繰り返し。これじゃあ埒が明かないと思いネットで初代ペンDを購入し決着としました。


 ペンDは私が持っているカメラたちと競合しませんからね。小型だからかばんにも入るし、電池がなくても写せるからサブカメラとして使えるし。ペンタックスSPをメイン機とし、特殊状況では高機能ハイテクカメラ(ただし電池がないと動かない)α-7を使い、時々ペンDをかばんからすっと取り出しパチリ。そんな感じでこれからはやっていきます。

 今日、ペンタックスSPもオーバーホールから帰ってきます。「盛岡カメラ修理」さん、お世話になっております。これからもよろしくお願いします。

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