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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
おはようございます。

 結構、疲れが来ています

 いぬがみです。


 「アマニタ・パンセリナ」という本を買いました。これ、昔持っていてたぶん実家にあると思うんですが、探す手間が大変なのでブックオフでもう一冊買いました。中島らもさんのエッセー集です。

 色々とイリーガルな薬の体験記もたくさんありますが、その中でどうしても読みたかったのが「リタリン」の話。これ自体で独立した項目があるわけではないのですが、いま自分が飲んでいる「コンサータ」と同じ成分の薬を飲んだ時の話が、ずっと気になっていたので、改めて読み返してみたいと思ったのです。


 30歳の頃「うつ病」と診断された中島らもさん。その時にらもさんは「リタリン」を指定して処方してもらったといいます。当時ですら精神科医が「もっと弱い薬がある」と渋っていたようです。

 なぜ、それをわざわざ指定したのかと言えば、筒井康隆氏や山下洋輔氏が酒と一緒にこれを乱用して「タリラリランのリタリン」と言われていた……という話を聞いていたから、だそうです。

 果たしてそれを服用し、薬が効いている時のたとえがとても強烈なので、引用します。

「君たち、何をしているんだ。一緒に地球を守ろうじゃないか」

 まさに、そんな感じなんです。薬の効き目には個人差があるといいますが、私の場合コンサータ、最高に効いている時は、こんな感じです。


 もっとも、らもさんの場合は指定された用量の二倍~三倍くらい飲んでいたといいます。そのせいか危険な妄想が頭から離れなくなり、知り合いの精神科医に相談したところ、

 「リタリンはシャブみたいなもんだからね」

 と言われ、使用中止した……というところで話は終わります。まあ、この後また強いうつ病にさいなまれ、今度はもっと深刻な状態になってしまうのですが、とりあえず今日はリタリンとコンサータの話でした。今回病院に行ったら、また処方量が増えました。私もまた、この道を行くしかないのです。

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