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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
おはようございます。

 高校時代の期末考査、数学は毎回赤点でした

 いぬがみです(理数系は昔から大苦手)。


 そういうこともあって2年生の時からは数学がない世界に進んだ私。現在はもう存在しないのですが当時の盛岡市立高等学校には「英語科」というものがあり、普通科の人たちが数学をやっている時間も英語の授業をするところがあったんです。それで何とか卒業することができた……って、私の数学の話はいいんです!

 現役高校生の方がこの記事を読むことはないと思うのですが、たぶん変わりないですよね。小学生の頃は「理科」という科目が中学に進むと「1分野・2分野」となり、高校に進学するとそれがさらに「物理・地学・生物・化学」とかと細分化して……私がいた英語科は生物一本だったのですが、これまた普通科の人たちは色々と選んでいました。

 「物理」私は経験していないんですが、それが今日のテーマです。そして、私は今まで書いてきた通り、いわゆる理数系の科目が超苦手な人間です。それでも今日言いたいことを説明するのに都合がいいので物理という言葉を使います。ご了承ください。


 といっても、まあ難しい話ではありません。二輪車にしても四輪車にしても。どんなにコンピュータが進化して人間がやることをアシストしてくれるとしても。結局のところ地面に設置しているのはタイヤであり、前に進むためには空気の層をぶち破らなくちゃならないということです。

 速い話が、タイヤが滑れば車も滑って地面かガードレールにキスすることになるわけですよ。スピードが出ていれば出ている分だけ「熱烈なやつをよォ――――ッ!」となるでしょうし。かといって何となくスピードを落としてもいまいち不安定だし、後ろから速い車が来ればつっかえる可能性もあります。

 「じゃあどうすればいいんだ!」(ホワイトベースの二宮さん風に)

 そこでメリハリのある運転ですよ。ただスピードを落とすのではなく、フロントブレーキを使って荷重移動。こと四輪車に限って言えば、フロントに荷重を移せば曲がりやすいっていうのは『頭文字D』でも実体験でもわかっていたのですが……二輪車でも同じです。

いや、そんなの今公道を走っている人なら常識すぎて考えたこともねぇって話だと思うんですが、私にとってはそれさえも大きな発見だったんです。逆に言うと今まで(公道デビューから3回目くらいまで)は停止時以外ほとんどフロントブレーキを使わずに曲がっていたんです。


 何となく走って、何となく慣れて、何となくわかって、何となく早くなる。「何となく」という言葉を「体で覚えて」と言い換えてもいいでしょう。確かにそういう人はいます。私も実践的な練習を山ほど繰り返すことが上達の近道であることは否定しません。

 ただ、残念ながら季節はこれから冬です。関東だったら冬期間でもまあまあ走れるかもしれませんが、東北は厳しいです。専用装備と特殊技術を持った人(郵便屋さんなど)でもなければ、まともに走ることはできません。それこそZX-12だろうとH2Rだろうと不可能です。

 それだったら、学科と自主トレーニングしかありません。頭で覚えてすぐに体が動くわけではありませんが、「どうすれば、どうなるか」ということをわかっていれば、わからないよりは確実に進歩するはずです。元々それほど運動が得意でないから、ということもありますし。

 それに、楽しいんですよね。それもまた、自分の意のままに操る(=不便極まりない二輪車という乗り物に手間とお金をかけて乗る理由)ということに近づくためのプロセスですから。そして、ひいては事故を防ぐための助けにもなるでしょうから。

 公道を運転する上で最も大切なことは「法規走行」。何キロ出したとか何秒で走りぬいたとかポルシェより速いとかアルファードより速いとか、そんなのどうだっていいんです。大切なのは事故を起こさないことであり周りに事故を起こさせないことです。それが本当の、上手な乗り手だと思います。……ま、これは『湾岸ミッドナイト』の神谷エイジさんのセリフなんですけどね。

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