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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
こんばんは。

明日は17連勤明けの休日

『森のキュイジーヌ』管理人のいぬがみです(あさっては朝6時出勤)。


 おかげさまで我がホテルは超・大勢のお客様にご来店いただき、忙しいと言う字は小さくなって亡くなると書くのだということを身をもって知った次第です。この後は冬の寒さが身にしみる閑散期に入るので、さしずめこの超絶繁忙期は冬を越すための支度と言ったところです。とにかくお客さんが来てくれることは、とにかくありがたいことです。

 ・・・ただ、今日、遠路はるばる十和田までやってくる人たちが何を見ているのか? それを見極めるために帰りがてら奥入瀬~十和田湖のゴールデンルートを自ら見てみました。そうしたところ、もう晩秋の装いと言うか、ベストシーズンは過ぎてしまいましたが、確かにすばらしい景色でした。


 こと十和田湖畔と言うのは、たぶんに昭和の雰囲気が色濃く残る観光地であると思います。

 謎のファンシーイラストで彩られた湯のみ、『十和田』という文字が入っただけのクッキー、そして昭和なお土産のド定番として逆にもてはやされている? ペナント・・・。
 
 と、その程度でも私のアナクロ的な(あるいはVOW的、みうらじゅん的な)感覚をワクワクさせてくれるのですが、私がこの十和田湖畔の土産物屋を愛してやまない決定的なポイントは、どういう購買層を見込んで取り扱っているのかわからないグッズが、どのお店にもチラホラ見えること。

 『ドキドキ!プリキュア』のシステム手帳があるのは、まだわかります。小さい女の子が、別に十和田湖とは何の関係がないにしても、プリキュアだから欲しい! と手を伸ばすことを想定してでしょう。私自身そういう観光地のおもちゃが大好きな子どもだったので、よく理解できます。

 また郷土の昔話をたくさん収録した本も、ある意味地方色がある(?)ので、みやげ物としてはギリギリ成立するでしょう。

 ただよ、ただだ! (真壁さんの物まねで

 どうしてはるばる十和田湖まで来て、一般の人が自分の家で買っているウサギの写真を撮りためた写真集を買わなければいけないのか。可愛いのは可愛いですけど、『ピンボケ写真集』とかって表紙に堂々とうたっている本を買わなければいけないのか。店頭で思わずのけぞってしまいました。

 誰が買うんだよ! 私が買います。

 おそらく30年以上(昭和61年刊行)十和田湖の季節の移り変わりを見届けてきたであろうその本。想像通り誰も買うことなく、すっかり表紙が色あせてしまったその一冊。ここまで来れば、ある意味『十和田湖の土産物屋に行った記念』として成立するでしょう。というわけで買ってきた次第です。


 しかしながら、今この記事を書いているのは岩手の実家で、その本は十和田の社員寮にあるので、写真はまた後日アップロードしたいと思います。

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